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『dele(ディーリー)』第6話感想

ドラマ『dele』を観ました。

最終回を何度も巻き戻すほど、夢中になりました。

いじめをテーマにした第6話は、いじめの正体や、ネット社会の恐怖などを考えさせられる内容でした。感想を残します。【ざっくり内容にふれますが、これから視聴される方はネタバレにご注意ください。】

 

『dele』第6話は、高校生の女の子が雪山で亡くなっている場面からはじまります。警察から自殺と判断されたことに納得のいかない女の子の両親は、休みがちだった学校で娘はいじめられていたのではないかと疑います。そして、依頼された圭司と祐太郎が、真相を確かめるために動き始めました。

 

 

学校を調べると、いじめを行っている集団を発見。亡くなった女の子のかつての仲間たちです。圭司と祐太郎は、屋上にいた自殺間際の女子高生の命を救いました。

 

さらに調べていくと、いじめを行っていた集団は以前はいじめを行っておらず、大切な友人を亡くしてしまったショックから精神のバランスが崩れ、いじめを行うようになっていたことがわかりました。友人のひとりはいいました。

 

「あの子は、自殺する子じゃない。」

 

でも、自殺しました。友人たちが誰も気づかぬうちに、数々の知りたくなかった事実を見て聞いて知ってしまい、ショックが重なり絶望してしまいました。

 

そして、絶望させた黒幕がいました。ネット(SNS)で出会った成人男性です。

 

悩んで苦しむ弱った女の子をターゲットに近づき、ハッキングして得た(友人、知人、家族たちの裏の顔や言動、彼女に向けられた悪口などが載った)画像を次々と見せて、さらに弱らせ絶望させ、自殺へと導いたのでした。この黒幕を圭司が成敗して第6話は終わります。得たデータは、見せない方がいい、と判断して削除したのでした。『謎をかかえて生きていく方がちょっとだけでも強くなれるのかも』という言葉が印象に残りました。

 

 


『世界がどれだけ汚いか』という言葉に、祐太郎はこう返していました。

 

「汚いんじゃないよ。弱いだけなんだ。弱いから時々悪意にとらわれたり、間違ったりしてしまう。ただ、それだけのことじゃないか。」

 

圭司が「お前みたいな奴が彼女のそばにいたら結末は違ってたな」と言いました。


 

 

人ひとり、言葉ひとつで状況が一変したり、救われることがあります。その逆も。

いじめの加害者が、場所がかわると被害者だったり、被害者が人をかえて加害者だったりすることもある。『嫌いと言われること』と『嫌いと思われていること』はイコールではないし、人の評価は人の数だけあり、自分の気持ちをわかっていない人もいるし、相手の気持ちをわかったつもりになっている人もいるし、理解しあえた次の瞬間、真逆の意見に変化することもある人間だから、誤解がつきものの人生、憎む相手を間違えることもある。あー考えました、、、とっても。

 

 

汚いんじゃない、弱いから悪意にとらわれる。

弱いから、いじめる。いじめられて、弱る。

ドラマに影響され、しばらく心について考えていました。

 

 

この『dele』第6話は、自殺者が多い新学期の前日(8月31日)に放送されたそうです。制作スタッフの強いメッセージを感じました。

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